東北学院幼稚園

ニュース

年頭所感 ―阿部正子園長―

2016年01月04日

あなたを支えるのは子ども時代のあなた

 
    160104-1_01.jpg   
    幼稚園 園長 阿部正子


 新年あけましておめでとうございます。
 皆様にとって新しい年が輝かしい1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
 東北学院幼稚園の子どもたちお気に入りの「こころのごはん」(作詞:新沢としひこ、作曲:中川ひろたか)という歌があります。ここでは紹介できませんが、インターネットで調べていただけると幸いです。
 子どもたちは、きっとその歌詞の深く意味するところを的確にキャッチしているのでしょう。
 「子どもたちが、輝いてますね」
 幼稚園を訪ねてくる多くの方々が、そう言ってくださいます。確かに東北学院幼稚園の子どもたちは生き生きとしています。そう見えるのは開園当初からずっと、ぶれることなく「礼拝」と「遊び」を保育の中心に据えてきたからだと考えています。
 中には知育重視の幼稚園もありますが、東北学院幼稚園は、《遊びを通して学ぶ》ということを、何よりも重視しています。社会が変化し時代が変わっても、「遊び」こそが、幼児期の子どもの大切な核(コア)を作ってくれるものだと考えているからです。
 児童文学者の石井桃子さんは、著書の中で「大人になった時、あなたを支えるのは、子ども時代のあなたです」と語り、人の一生にとって、豊かな子ども時代がいかに大切かを訴えています。
 幼稚園は、家族から離れて初めて出会う「社会」です。友達と仲良く遊ぶときもあり、時にぶつかり合うこともあります。自分の思うとおりにならないこともあり、仲間外れにされたと思うこともあります。
 「遊び」を通して、たくさんの友達と関わりながら、情報を選択し、判断し、行動を起こしていきます。様々なことに気づき、様々なことを発見し、自分を豊かにしていきます。そのようにして、少しずつ社会性も身につけていくのです。
 「ぼくのとうほくがくいんようちえんはいいところだよ~!みんな おいでよ~!」
 うちの子は近所の公園で、大声で幼稚園の宣伝をしていますよと、ある年長児のお母さんが教えてくれました。なんて素敵な広報活動でしょう。
 東北学院幼稚園は1962(昭和37)年に開園しました。この半世紀あまりの間に、社会情勢と保育環境は大きく変わり、保育内容も変わってきました。これからも社会の変化とともにどんどん変わっていくことでしょう。しかし、東北学院幼稚園の使命は変わりません。
 今後とも「地の塩、世の光」として生きる人を育てるという使命を持ち、教職員一体となってキリスト教保育を実践し、地域の皆さんに愛される幼稚園づくりを進めてまいりたいと思います。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。