東北学院幼稚園

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年頭所感-島内久美子園長-

2022年01月04日

新たな歩み

 

 新春のお慶びを申し上げます。日頃より本園の教育活動にご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

 2021年は新型コロナウイルス感染者の爆発的な拡大や緊急事態宣言など不自由を挙げればきりがないほどでしたが、昨年の経験を踏まえ対策を講じ、一部の行事・活動を実施することができました。その中で、一つひとつが当たり前ではなく、実施できることに改めて喜びと感謝の気持ちを持つことができたことや、広い園庭が感染防止対策に大きな役割を果たし、やむを得なかった「新しい生活様式」が新たな取り組みへのきっかけとなったことは、この状況下において神さまから与えられた恵みであると考えます。また今までの常識が通用しなくなり、非日常と思われていたことが常識に変わることが多くありましたが、子どもはあっという間にその状況を受け入れ、喜びを見いだして過ごしていました。その姿はマスク着用や黙食といった制限のある生活を強いられようが、園生活を楽しむ姿に、言葉に、そして成長に表れていたように思います。それは子どもだからだと言ってしまえばそれまでですが、そうであるならば大人は幼い時分の柔軟で前向きな気持ち、人と喜び合って生きようとする人間の本質を思い起こすことで、様々な困難の中にあっても喜びや希望を見いだし、歩き出せるのかもしれません。

 本園は2022年度に創立60周年を迎えます。多賀城キャンパスと時を同じく開園し、園舎の老朽化などに伴い現在の場所に移転しました。その後、社会やニーズの変化に対応してスクールバスの導入や完全給食を実施してまいりました。そして今年は①子ども子育て支援新制度移行、②多賀城キャンパス移転に伴う運営整備という2つの大きな新たな転換を迎える年となります。

 ①につきましては、移行に伴い今までのキリスト教教育は堅持しつつ、新たなカリキュラムを導入します。「TGグランドビジョン150第Ⅱ期」において体験活動の充実を大きな施策の一つとして掲げている通り、相互に関連を持ちながら心身を成長させていく幼児期に本園で育つ子ども一人ひとりが、充実した活動によってさまざまな体験を積み重ね、心身ともに健やかに成長していけるよう教職員一同励んでまいります。

 ②につきましては2023年4月の多賀城キャンパス移転を目前に控え、今まで連携して行っていた運営や活動などの見直しを図り、2022年度内に必要な部分をしっかりと整備し、移転後も園児・保護者の皆さまが安心して通うことができるよう、準備を進めてまいります。

 最後になりましたが、皆さまのご多幸をお祈りいたしますとともに、今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。